2024年7月23日更新:次回(第26回)のお知らせをアップしました。こちらからご確認下さい。

第19回

目次

テーマ: 『遺伝・ストレス・がん』
~ 臨床の現場から ~

  医療の中で働く心理職の皆さん、そして医療における心理臨床に関心をお持ちの大学院生の皆さんにご案内いたします。

 「大学病院心理臨床家の集い」は、学閥や学派の垣根を越えて、医療機関で活動する心理臨床家たちの日々の臨床に直接役立つことを取り上げるためにさまざまな企画を行ってまいりました。「大学病院」と聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、全国に点在する大学病院の心理職が旗印となって、各地の心理臨床家や関係者をつなぐという意味が込められています。

 今年で 19回目を迎えるこの集いは、今回「遺伝・ストレス・がん~臨床の現場から~」というテーマで開催いたします。対人援助職には生物-心理-社会的な視点が求められますが、生物学的な研究は日進月歩です。 そこで、丸岡秀一郎先生(日本 大学医学部呼吸器内科准教授/日本大学板橋病院心療内科部長)をお招きし、遺伝子とストレスの関係を含めて最前線のお話 をいただきます。 加えて、日本人の国民病とまでいわれる、がんの臨床現場で活躍されている臨床心理士として稲田美和子先生(自治医科大学病院緩和ケア部)から、現場の様子をお話いただくことで、実務にそって生物-心理の視点を再考する機会 にしたいと考えています。 最近、〝チーム医療〟や〝多職種連携〟などが強調されますが、それらをスローガンや精神論で終わらせないためにも、病 院臨床で働く心理職として最新の知識を得て、自分以外の臨床現場の実際を知り合いましょう。

 なお、今回も過去2回のスタイルを踏襲し、最初の1時間強はソフトドリンクをいただきながらお二人の先生のご講演に耳を傾け、その後は美味しいお料理に舌鼓を打ちながらドリンクを片手に交流やディスカッションをしたいと思います。 改まった場では、なかなか語り合えない現場の本音を話せるアットホームな会で、臨床の仲間を増やしていただける絶好の機会です。 お気軽にご参加いただけることを幹事一同心待ちにしております。

話題提供 :
1.「 ’心身症 ’に遺伝子はどうかかわるのか - 喘息をめぐって」
 丸岡 秀一郎 先生( 呼吸器内科医,日本大学医学部 )
2.「 がん医療で心理士が働くための心得 」
 稲田美和子 先生( 臨床心理士,自治医科大学病院緩和ケア部)

司 会 :
 岩満優美( 北里大学 ) ・ 松野俊夫( 日本大学 ) 

以上


▼日 時 : 2016年9月4日(日) 18時00分 ~20時45分(受付開始17時40分から)

▼会 場 : H×3(エイチバイスリー) http://hx3.kouyou-yokohama.com/ TEL:045-663-6770
     〒231-0062 横浜市中区桜木町1-1横浜市健康福祉総合センタービル10 階

▼参加条件: 心理臨床家(所属・領域を限らない)で守秘義務を負っている方、もしくは、臨床心理学系大学院生
*この集いは、大学病院勤務以外の心理臨床家も大歓迎です

▼参加費: 6,000円(参加費、資料代、食事代、飲み放題料金すべて込です!)

▼参加方法:

1.氏名・所属・電話番号・FAX番号・メールアドレスを明記の上、メールもしくはFAXでお申し込みください。
なお、申込み後にやむを得ずキャンセルされ る場合には、必ず3日前の9月1日(木)までに下記の事務局メールアドレスにご連絡ください。

 2.申込先
 電子メール:daigaku_cpアットhotmail.com
 *”アット”は@に置き換えて下さい。
 F A X :018-889-3387 [秋田大学教育文化学部 北島正人]

3.申込締切: 定員70名 先着順(9月1日(木)まで) 

大学病院心理臨床家の集い 幹事一同
 岩満優美 (北里大学大学院医療系研究科)   中野 彩 (帝京大学心理臨床センター)
 北島正人 (秋田大学教育文化学部)        松野俊夫 (日本大学板橋病院) 
 酒井佳永 (跡見学園女子大学)           元永拓郎 (帝京大学文学部)
 津川律子 (日本大学文理学部)           森 美加 (東京慈恵会医科大学)

目次