2024年7月23日更新:次回(第26回)のお知らせをアップしました。こちらからご確認下さい。

第23回

目次

テーマ: 『命(いのち)と向き合う心理臨床の営み』

  大学病院心理臨床家の集い
 ご登録の皆さま

 医療領域で働く心理職の皆さん,医療における心理臨床に関心をお持ちの大学院生の皆さんにご案内いたします。 「大学病院心理臨床家の集い」は,学閥や学派の垣根を越えて,医療機関で活動する心理臨床家たちの日々の臨床に直接役立つことを取り上げるために,さまざまな企画を行っております。「大学病院」という名称は,全国に点在する大学病院や基幹病院の心理職が旗印となって,各地の心理臨床家や関係者をつなぐという意味が込められております。 昨年は開催を延期しましたが,今年は心理臨床学会の自主シンポジウム企画として,オンライン開催といたします。今回で23回を数えるこの集いは,全国の臨床家たちが年に一度,気軽に立ち寄り,仲間を作り,共に学び合える場を作りたいという思いでご案内差し上げております。

 毎年さまざまなテーマで開催しておりますが,今回は医療現場であれば避けて通ることができない,命が危機的な状況となった(なる可能性のある)方に向き合う中での心理臨床家の活動に注目することにしました。テーマはずばり,「命(いのち)と向き合う心理臨床の営み」とし,総合病院に勤務する3名の先生に話題提供していいただき,皆様と語り合いたいと思います。 話題提供者は,(1)がん領域から京都第一赤十字病院の岡本恵先生,(2)救急領域から日本医科大学多摩永山病院の稲本絵里先生,(3)小児領域から埼玉県立小児医療センターの成田有里先生,となります。それぞれ領域は異なりますが,命の危機を迎えた患者さんに高度な医療がチームで提供される現場において,心理臨床の営みを積極的に展開されておられる先生方です。具体的な心理臨床の活動やちょっとした工夫,そして舞台裏での本音など,さまざまな語りをうかがえると期待しております。

 改まった場ではなかなか語り合えない現場の本音を話せるアットホームな会です。公認心理師制度が本格的に始まったいま,医療における心理職の役割がどう広がっていくか考える場にもなるでしょう。どうか,お気軽にご参加いただけますよう幹事一同心待ちにしております。

 2021年7月 吉日

 大学病院心理臨床家の集い 幹事一同
    岩満優美(北里大学大学院医療系研究科)      中野 彩 (立川病院)
    尾崎翔一(大和市保健福祉センター)        北島正人(秋田大学教育文化学部)
    水野康弘(文教大学人間科学部)          松野俊夫 (日本大学板橋病院)
    酒井佳永(跡見学園女子大学心理学部)       元永拓郎 (帝京大学文学部)
    森 美加(帝京平成大学大学院臨床心理学研究科)  津川律子(日本大学文理学部,当代表)

▼日 時 : 2021年9月5日(日)10:00~12:00 (受付開始 9:30~)
▼会 場 : ZOOMによるオンライン開催
       日本心理臨床学会第40回大会自主シンポジウムとして開催

話題提供 :
(1)がん領域から京都第一赤十字病院の岡本恵先生
(2)救急領域から日本医科大学多摩永山病院の稲本絵里先生
(3)小児領域から埼玉県立小児医療センターの成田有里先生

指定討論 :
 松野俊夫 (日本大学、当集い 幹事)・酒井佳永(跡見学園女子大学、当集い 幹事)

司 会   :
 岩滿 優美( 北里大学 、 当集い 幹事)・元永拓郎 (帝京大学、 当集い 幹事)

以上

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