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第2回

目次

各大学病院における業務内容とシステム

開催日:2001年9月16日
場所 :東京国際フォーラム
*第20回 日本心理臨床学会の自主シンポジウムとして実施

<話題提供者>

木場清子(石川県立看護大学)
福永賀哉子(聖マリアンナ医科大学病院小児科)
佐々好子(東邦大学医学部付属大森病院心療内科)

 <指定討論者>

 北島正人(北里大学東病院)

<司会>

 津川律子(帝京大学医学部付属溝口病院精神神経科)

●内容
 大学(医学部)付属の病院(以下、「大学病院」と略す)における心理臨床家の歴史は、戦後と しては1951年(昭和28年)に村上英治先生が名古屋大学医学部精神神経医学教室へ入局して以来、 丁度50年目を迎えるものと推定される。しかし、この50年間個人的な繋がりはあっても、全国の大 学病院心理臨床家が集い語らう機会がなかった。 そこで、企画者の一人(津川)が世話人となり、本年1月6日、主に関東圏で勤務する大学病院 心理臨床家の集いを開催し、様々な大学から21名が集まり親睦を深めることができた。今回の自主 シンポジウムは、1月6日の集いから生まれた企画であり、常勤・非常勤、若手・ベテラン、臨床 心理士資格の有無、学閥と行った垣根を越えた会としたい。
 
 今回の趣旨は、以下の3点。

1)今後の定期活動のために基礎名簿を作成する。
2)大学病院に長く勤務するベテランからそのノウハウを学ぶ。
3)お互いの親睦を深めて日常臨床に活かす。

  話題提供者としては、精神神経科領域から木場清子先生、小児科領域から福永賀哉子先生、心療内科領域から佐々好子先生というベテラン3先生にお願いした。自主シンポジウムという堅苦しくない場で臨床家として本音を語って頂けることが期待される。また、指定討論は、青年の面立ち残す新進気鋭の北島正人先生にお願いした。日常臨床で困っていることや疑問なことを話題提供者に積極的に質問して頂くよう依頼している。

 この集いによって、大学病院心理臨床家の横の繋がりが厚くなり、クライエント援助に役立つことを願い、この貴重な機会に、全国大学病院心理臨床家のご参集をお願いしたい。

<企画者>

北島正人 (北里大学東病院)
佐々好子 (東邦大学医学部付属大森病院心療内科)
津川律子 (帝京大学医学部付属溝口病院精神神経科)
新妻加奈子(聖マリアンナ医科大学神経精神科教室)
山本理真子(日本大学医学部付属板橋病院心療内科)

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