2024年7月23日更新:次回(第26回)のお知らせをアップしました。こちらからご確認下さい。

第21回

目次

テーマ: 『身体疾患の心理支援』    
~ がん、糖尿病領域から ~

 医療の中で働く心理職の皆さん、そして医療における心理臨床に関心をお持ちの大学院生の皆さんにご案内いたします。

 「大学病院心理臨床家の集い」は、学閥や学派の垣根を越えて、医療機関で活動する心理臨床家たちの日々の臨床に直接役立つことを取り上げるためにさまざまな企画を行ってまいりました。「大学病院」という名称は、全国に点在する大学病院や基幹病院の心理職が旗印となって、各地の心理臨床家や関係者をつなぐという意味が込められています。

 昨年はおかげさまで20回記念を開催することができ、小さな集まりから始まったこの集いが、今は全国の臨床家たちが年に1度気軽に立ち寄っていただける場になったと実感しております。

 今回、21回目は「身体疾患の心理支援」というテーマでお二人の講師をお招きして開催いたします。一人目は、長年にわたりサイコオンコロジーの臨床・実践活動に取り組んでこられた岩滿優美先生(北里大学大学院医療系研究科)から、がん領域の心理支援についてお話をいただきます。続いて、いまや国民病ともいわれる糖尿病の臨床現場で活躍されている大家聡樹先生(公益財団法人田附興風会 医学研究所 北野病院)にご登壇いただき、糖尿病者に対する心理的ケアの臨床実践と研究結果についてお話しいただきます。

 なお、今回も前年のスタイルを踏襲し、最初の1時間は軽食をとりながらお二人の先生のご講演に耳を傾け、その後は美味しいお料理を楽しみつつドリンクを片手に交流したいと思います。改まった場ではなかなか語り合えない現場の本音を話せるアットホームな会ですので、臨床の仲間を増やしていただける絶好の機会です。また、公認心理師試験の直前だからこそ、みんなで語らいながらほっと一息つき、英気を養っていきましょう。

 お気軽にご参加いただけますよう、幹事一同心待ちにしております。

話題提供 :
1.「がん医療における心理支援-多職種と連携・協働するために- 」
  岩滿優美 先生(北里大学大学院医療系研究科 )
2.「糖尿病の心理臨床における心理士の役割」
 大家聡樹 先生(公益財団法人田附興風会 医学研究所 北野病院)

司 会 :
 元永拓郎(帝京大学)、北島正人( 秋田大学 )

以上


▼日 時 : 2018年8月31日(金) 18時30分 ~ 21時00分(受付開始18時00分から)

▼会 場 :cafe&restaurant EAU(オー)
     〒650-0012 神戸市中央区北長狭通2-5-9 グランドプラザトーアビルB1 TEL:078-332-8155

▼参加条件: 心理臨床家(所属・領域を限りません)で守秘義務を負っている方、もしくは臨床心理学系大学院生
*この集いは、大学病院勤務以外の心理臨床家も大歓迎です

▼参加費: 6,000円(参加費・資料代・食事代・飲み放題料金 すべて込みです!)

大学病院心理臨床家の集い 幹事一同
 岩満優美(北里大学大学院医療系研究科)      中野 彩 (帝京大学心理臨床センター)
 尾崎翔一(稲城市発達支援センターレスポーいなぎ) 松野俊夫 (日本大学板橋病院)
 北島正人(秋田大学教育文化学部)         水野康弘(帝京大学医学部附属溝口病院)
 酒井佳永(跡見学園女子大学)           元永拓郎 (帝京大学文学部)
 津川律子(日本大学文理学部)           森 美加 (東京慈恵会医科大学)

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