テーマ: 『精神神経科領域における心理士の働き方』
~ 心理職の役割に立ち返って ~
医療領域で働く心理職の皆さん、医療における心理臨床に関心をお持ちの大学院生の皆さんにご案内致します 。
「大学病院心理臨床家の集い」は、学閥や学派の垣根を越えて、医療機関で活動する心理臨床家たちの日々の臨床に直接役立つことを取り上げるために 、さまざまな企画を行っております。「大学病院」という名称は全国に点在する大学病院や基幹病院の心理職が旗印となって、各地の心理臨床家や関係者をつなぐという意味が込められております。今年で 22 回を数えるこの集いは 、全国の臨床家たちが年に一 度、気軽に立ち寄り、仲間を作り、共に学び合える場として提供しております。
ここ数年は身体疾患とのかかわりをテーマとして取り上げることが多かったのですが、今回は原点に戻り、精神疾患や精神科にかかわるテーマを取り上げます。「精神神経科領域における心理士の働き方」というテーマを掲げ、4名のシンポジストを招いて皆様と語り合います。(1)単科精神病院から鶴賀病院の西澤さくら先生、(2)病床を持たない大学病院から帝京大学医学部附属溝口病院の水野康弘先生、(3)病床を持つ大学病院から東京大学医学部付属病院の岡村由美子先生、(4)クリニックからまるいクリニックの諏訪部亮一先生にご登壇いただき、単科精神病院、病床の有無で異なる大学病院(総合病院)、クリニックという視点から精神科心理臨床における心理士の具体的な業務、働き方の工夫について取り上げます。
今回は多くの方にご参加いただけるよう、第1部を講演とし、第2部を懇親会とします。改まった場ではなかなか語り合えない現場の本音を話せるアットホームな会ですので、臨床の仲間を増やしていただける絶好の機会です。公認心理師制度が本格的に始動するいま、医療における心理職の役割を立ち返って考える場にもなると考えております。どうか、お気軽にご参加いただけますよう幹事一同心待ちにしております。
話題提供 :
(1)単科精神病院から:西澤 さくら 先生 (鶴賀病院)
(2)病床を持たない大学病院から:水野康弘 先生 (帝京大学医学部附属溝口病院)
(3)病床を持つ大学病院から 岡村 由美子 先生 (東京大学医学部 附属 病院)
(4)精神科クリニックから諏訪部亮一先生 (まるいクリニック)
司 会 :
森美加(東京慈恵会医科大学、当集い 幹事)、岩滿 優美( 北里大学 大学院、 当集い 幹事)
以上
▼日 時 : 2019年6月8日(土)18:30~20:30 (受付開始 18:10~)
▼会 場 :『かながわ労働プラザ』
大学病院心理臨床家の集い 幹事一同
岩満優美(北里大学大学院医療系研究科) 中野 彩 (立川病院)
尾崎翔一(稲城市発達支援センターレスポーいなぎ) 松野俊夫 (日本大学板橋病院)
北島正人(秋田大学教育文化学部) 水野康弘(帝京大学医学部附属溝口病院)
酒井佳永(跡見学園女子大学) 元永拓郎 (帝京大学文学部)
津川律子(日本大学文理学部) 森 美加 (東京慈恵会医科大学)